突然のお別れ

「え〜!?」

最初に思った言葉。びっくりしすぎて出た言葉。

飼い猫のクロちゃんが昨日の朝方?夜中?に亡くなりました。それまで具合が悪くて弱っていたとかはなく、普通通りでした。もう1匹飼っているのですが、そのネコちゃんの方が足腰弱くなってきてるなぁというのがあったので、クロちゃんの方が長生きするかなぁと思っていたので…

夜は、押し入れで寝ていることもあり、その日も押し入れで寝てるなぁと思いながら、布団を仕舞うのに抱っこしてどかそうとしたら、あれ?って感じでした。もう固くなっていたので、朝方というより夜中の内に亡くなってたのかなぁ。悲しさというより、その場ではとにかく驚きの感情が勝ってしまい、涙が出るとかはなかったなぁ。しばらく経って、ふとこみあげてくるものはあったけど、夜、仕事が終わった娘にこのことを伝えながら、娘と一緒に泣いてしまいました。

たぶん、クロちゃん自体もビックリしてるんじゃないかなっていうくらい、それまで普通に過ごしてたから、そんなに苦しまなかったのかなぁと想像しています。

ここからは、あくまでも私なりの考えなのですが、亡骸は物体としてしか感じなかった。確かにそこにまだ形として残っているんだけど、魂は抜けてったんだなぁと思いました。その瞬間から、心の中でクロちゃんは思い出として生きていくんだというのが、ハッキリと分かった。冷たい人間と思われるかもだけど、その物体にもうクロちゃんはいなかったんだよね。

小さい頃、うちのベランダに捨てられてたのか、野良猫だったのか、よく分からないけど、うちに来てくれてありがとうね。

クロちゃんは、ホントに頭のいいネコちゃんだったなぁ。やっぱり寂しくなるなぁ。